引き続き、楽典教室「おんぷの森」について、私からはレッスンの様子についてお話しさせていただきます。
昨年、11月からスタートしたクラスは今月で7回目となりました。
これまで、プリントやノート、ワークなどを使ってト音記号の書き方や、音符や休符を一つずつ学習してきました。
今回5月のレッスンは、これまで学んだことのまとめテストでした。テストという言葉に「どきどきする〜」「100点とりたいな〜」など子どもたちの反応はいろいろでしたが、音符や休符の名前を問う問題にも「ふてんにぶおんぷ」「しぶきゅうふ」などとしっかり書けており、皆さん良く理解されていると感じました。講師としても嬉しく思いました☺️
楽譜を読むという事は、書く、聞く、話すという語学のリテラシーに似ていると思います。当教室では、独自のカリキュラムを作成し、まずは書く事を徹底して行なっています。音符は、五線の線上にあるか、線と線の間にあるか、黒か白か、点がついているのかいないのかなどで、大きく意味が違ってきます。その違いを意識して書く事で、子どもたちが一つひとつの音符や休符を認識し、音の高さやリズムを読み取り、客観的に読譜力を身につけていきます。さらにそれを実践として活かせるように、講師間で連携を取り、ピアノレッスンの中でもおんぷの森で覚えた事を定着させるように進めています。
今後もさらに楽しい楽典教室にして行きたいと思っております。また聴音や視唱も取り入れ、総合的な音楽力を伸ばしていきたいと思っております。ぜひ、おんぷの森にご参加ください。
本城 智恵
コメント